2012年8月2日木曜日

ORCA入手するのめんどい……と思ったらもう入手していた

ORCAというのはマイクロソフトのインストールデータベースファイルである .msi ファイルの中身を見たり編集したりするためのツールですが(そうか?)、マイクロソフトのダウンロードセンターで検索しても単体では配布されてないようです。Windows SDKの各バージョン(全部かどうか知らないんですが)に含まれているので、SDKをインストールすればいいのですが、結構サイズも大きいし、実際ORCA使いたいだけなのに使わないツール入れるのもなんだし。
SDKのカスタムインストールで要るとこだけ入れればよさそうなんですが、オプション多すぎてどこにORCA入ってるのかわからないしw Installerとかっぽいですが未確認です。
で、ふと気がつくと(このパターン多いなw)なんかSDKもう入ってるじゃないですか。インストールした覚えないけど。
スタートメニュー見ると[Microsoft Windows SDK 6.0A]というグループがありました。念のため中を見たけど[Tools]の下にORCAは無い……。しかしそもそもORCAってSDKインストールしても一緒にインストールされるわけではなく、インストール先のbinフォルダにmsiファイルがコピーされてるのをまた自分でインストールしなきゃいけない仕様なんですよ。なのでここに無いのもわかる。
というわけで、インストールされているらしいSDK 6.0Aのフォルダを探します。[Tools]の下のショートカットをどれでもいいから右クリックして[ファイルの場所を開く]とやると、
C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0A\bin
が開きました。binなのでこのフォルダを探すと……ありましたよORCA.msiが!
さっそくORCA.msiを実行してインストールします。めでたしめでたし。

ところでSDKの6.0Aというのはいつインストールされたのか?
ググってみるとこれはVisual Studio 2008に含まれているものらしいです。VS2008インストールするときに、全部入りにしたか、なんか途中で選択肢が出てきて入れたのかもしれない。覚えてないけどw
Microsoft Windows SDK - Wikipedia, the free encyclopedia

というわけで、ORCAが必要になったけど入手めんどいという人は、VS2008インストール済みだったらまずは見てみると別途入手しなくてもインストールだけですむかもしれませんよ。
他のバージョンのVisual Studioだったらどうなのか? というのは未確認なのでわかりません……。他のバージョンのVSなら他のバージョンのSDKが入りそうなので、さっきのSDKsフォルダのところにv6.0Aじゃないフォルダがあったらそっちも見てみるといいかもしれません。
しかし結局いつまでもORCA必要になってるので、マイクロソフトもORCA.msiだけを単体配布してくれてもいいと思うんですけど。どうせずっとバージョンも変わってないんでしょうにw

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